このコラムは、株式会社エル・ティー・エスのLTSコラムとして2018年2月に掲載されたものを移設したものです。
「毎日どんな仕事してるの? どこで仕事してるの?」と家族から聞かれたときに、うまく伝えられますか? 特に子供に聞かれたときには、詳しく説明しても「よくわからない…」と言われて終わってしまいそうです。
LTSでは、オフィスに従業員の家族を招待する「ファミリーデー」を開催しています。家族に職場を見てもらうことで、仕事をしている場所・仲間を知ってもらう、そしてイベントを通して日頃の感謝を伝えています。
LTSの「芽活動」とは
LTSではCSR活動の一環として、芽(めばえ)活動に取り組んでいます。芽活動は「自分に、会社に、社会(世界)に、新しい芽を芽生えさせる=変化させる」ために「LTSらしいCSR/CSV/Social Challengeを考え、実行する」場としてスタートしました。芽活動の一環として、2016年に初めて開催した「第1回 LTS Family Day」では、こどもの可能性を広げる「こどもCPS※」、はじめての名刺交換会などの企画を実施しました。
※CPS:Customer Planning Session(問題見える化セッション):問題解決手法の一つでLTSの社内やコンサルティング現場でも使用しています
Family Dayレポート
2018年のファミリーデイは「LTS Family Day -おいしいチョコレートのうらがわ-」と題して、2月4日(日)に開催しました。
Family Dayのテーマは、以下の3つ。
- 社員×こども=普段交流のない人達が交わることで生まれる化学反応から新しい何かを発見する
- 社会課題を体感し、社会課題と向き合う準備をする
- 楽しむ!
今回はLTS Family Dayの様子を当日の写真を交えてお伝えします。
今回のファミリーデーのテーマは「チョコレート」。開催直前のLTSオフィスでは、芽活動メンバーが集まりイベントの流れの確認、チョコ作りの準備をして、家族をもてなす準備は万全です。
家族達が集まり始めました。初参加の家族、久しぶりの子供たちがそれぞれ開始時間まで交流。手書きの名札を準備して開始を待ちます。
まずは自己紹介からスタート。そしてメインイベントの「チョコ作り」が始まります。
おいしいチョコレートのうらがわ
チョコができるまでの間、世界の児童労働問題の解決をめざすNGO団体が提供するプログラムを活用してワークショップを行いました。クイズ形式でチョコレートと児童労働に関する豆知識を学んだり、グループワークを通してカカオ豆を作るガーナとチョコレートを消費する日本との違いと貿易の仕組みを体感しました。カカオ産業の児童労働の背景と問題解決に向けた取り組みや、児童労働をなくすためのアクションについて、子どもたちを児童労働から守るために何ができるか考えるきっかけを提供しました。
ファミリーデーの最後は、作ったチョコレートをみんなで食べるおやつタイムです。従業員と家族40名以上が参加して、無事に終えることができました。
LTSではファミリーデーの他にも、学生への支援活動・お客様や業界内での交流活動など、関係する皆様に貢献するための活動を、今後も進めたいと思います。
ライター
CLOVERは、株式会社エル・ティー・エス、株式会社エル・ティー・エス リンクの社員によって運営されています。自律・継続的な成長を目指す人や企業に役立つ、変革・DX事例など学べるコンテンツを発信中。