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“できること”が増えるオフィス-活躍するための環境-

実は今年2024年5月に、LTSは本社オフィスを増床しました!
今回は新たな15階オフィスや増床にちなんだエピソードを、マーケティングチームのニューカマー菅野が紹介します!このコラムを読み終わったとき、「LTSって良いじゃない」「このオフィス素敵」と思ってもらえればうれしいです。

会議室がない…あれ、席もない…?

皆さん、突然ですが、平場でのオンラインミーティング参加時、周囲の環境音をノイズに感じたという経験をお持ちでしょうか?

私はあります。今年5月にオフィスが増床されるまでは、社内打合せや顧客面談を行う際に会議室が確保できないという事象が何度か起きていました。一人用の部屋ですら予約がいっぱいで場所を押さえられないということもあるほどです。そういった日は出社を控え、在宅でお打ち合わせに参加するといった対策が必要でした。

さらに、普段リモートやお客様先で勤務しているメンバーがオフィスへ出社している日には、会議室どころか席もないのでは、、?という状態に陥った経験も、社員によってはあったようです。22年に赤坂センタービルディング14階へお引越しをしたLTSですが、新卒・中途社員の仲間入りやグループ拡大に伴って、またもやオフィスが手狭となっていました。

そんな中、2024年1月に実施されたLTSグループ社員総会で「オフィスを増床します」という発表がありました。沸き上がりますよね。参加者みんなが期待に満ちていたと思います。もちろん私もその一人です。拳を突き上げるまではしないものの、心の中ではガッツポーズをしていました。ミーティングやりづらい問題が解消されるぞ、と。

今回のオフィス増床はそういった悩みを解決してくれました。今回は私たちの救世主であるオフィスに関してご紹介です。

新オフィスをご紹介

執務室エリア全体像

新しいオフィスをひとことで表すなら、働きやすさが追い求められたオフィスです。
痒い所に手が届くとでも表現すればよいでしょうか。既存オフィスで「必須ではないけどあったらいいな」と思っていた点をたくさん叶えてくれました。

そんなオフィスの全体像はこちらです。(画像1)執務室内はエリアごとに遮るものがなく随分と広く感じます。一番入口側の席に座っていても、執務室奥の空の色がわかるくらいには見通しが良い空間となっています。(画像2)

画僧1:緑色・黄色エリアがLTS
画像2:執務室エリア入口からの写真

お客様をたくさん迎える「Integrity」

はじめに会議室エリアについてご紹介します。今回、会議室の増設に加え、新たにセミナールームが設けられました。(画像3,4)「Integrity」と名付けられたのですが、一番お客様を迎える場が多くなるだろうこの部屋は「お客様への“誠実”を体現する場であってほしい」という想いが命名背景だそうです。

セミナールームが作られたことで、これまで社内に場所がないがために貸会議室を利用していた交流会やセミナーも、自社オフィスで開催可能となり、ただイベントに参加するだけでなく、よりLTSの雰囲気や様子をお客様に知って頂けるようになりました。実はコラム作成中の現在、ほぼ毎日のように研修や交流会、セミナー等でほぼ毎日のように使用されています。

個人的にはイベント主催の度に、外部会場の確保や移動の手間がなくなったのも嬉しいポイントだと思ったりしますね(笑)

画像3:セミナールーム「integrity」
画像4:「integrity」にてセミナー実施中の様子

チームで集まりたい「BUILDUP」

執務室に入って一番手前のエリアの名称は「BUILDUP」です。(画像5)

こちらは「顔を合わせて働くこと」をテーマに設計されたエリアとなっており、各テーブルごとに様々なチームが集まっている様子が日頃から見受けられます。また、突発的な打ち合わせもスムーズに行えるよう、画面共有用のサブモニターが設置されたテーブルが複数用意されました。とてもありがたいです。(画像6)

画像5:「BUILDUP」エリア全体
画像6:サブモニターが設置された席

話が弾む「DAIALOG」

続いて「BUILDUP」のお隣、フロア真ん中に位置するこのエリアは対話を重ねてほしいという想いのもと「DAIALOG」と名付けられました。

こちらは新オフィスの中でも、特にLTSらしさを表現した空間となっており、他2つのエリアとは異なり、ソファ席の設置や間接照明の活用など、やわらかい雰囲気を纏っています。ちらほらと定位置を決めている社員も見かけますね。

さて、そんなエリアでダントツ目を引かれるのがこちらの照明です。(画像7)この照明は、「1人でも輝く、組み合わせでも輝く、集まってさらに輝く」というLTSのカルチャーを表すにあたって、大きさや形が様々な図形を組み合わせたそうです。

画像7:「DAIALOG」エリア中心

以前、オフィス移設プロジェクトレポート③にて、新オフィス・働き方について集めた声をご紹介しましたが、そのなかに「LTSの親近感、やわらかさ、温かさ、丁寧さ、一言でいうと“優しさ”がコンサルティングという“とっつきにくいイメージ”をなくしている。そのイメージをオフィスの空間にも反映し守っていきたい。」というコメントがありました。

利便性を求める中で雰囲気を守るのは、レイアウト検討にあたって比較的難しい課題だと思うのですが、プロジェクトチームはきちんと“らしさ”を盛り込んだのだと知り感動しました。はじめて新オフィスの見学に行った際、社員みんなこの照明は印象強く記憶に残っていたようです。私も例外ではありませんでした。

効率重視派は「DISCOVERY」

さいごに一番奥、窓側に位置する「DISCOVERY」エリアをご紹介します(画像7)

こちらにはすべての席にサブモニターが常設されており、エンジニア・デザイナー陣が特に愛用するようになったエリアとなりました。窓際の角にある席は景色が綺麗なため、日々争奪戦が繰り広げられています。(画像8)ただ、昼夜通してとても景色が綺麗ではあるのですがいささか西日が強く、仕方なしにロールスクリーンを下げることもあります。景色を取るか西日からの防御を取るか、、悩みどころですね。

画像8:「DISCOVERY」エリア全体
画像9:窓際の角席

色々な“できること”が増える

若手社員の活躍

ところで、実はこちらのオフィス増床は、社内プロジェクトとしてこちら3名による少数体制メンバーで推進されました。なお、コアメンバー2名は新卒1,3年目(プロジェクト開始当時)のコーポレートメンバーで、この若手社員2名が中心となって社内のリード兼実行部隊を勤めていたたのです。(画像10)

画像10:増床プロジェクトメンバー集合写真

メンバー2名がプロジェクトの話をもらった際は、「ー何かを作り上げることに対して楽しみだ」と感じていたそうですが、一方で、実際に推進していく中では様々な面での苦労もあったようです。

というのも、実は今回、短期納期・低コストという制約がありました。想定外の事象が発生した際は、手続き書類の提出が期日ぎりぎりとなってしまうなど、ヒヤッとしたこともままあったようです。このような困難はありつつも、「ーこれまで対応経験のなかった領域での関係各所との調整や動き方を学べたこと、プロジェクト推進をするにあたってのタスクやスケジュール管理を行ったこと等、様々な経験が自身のスキルアップに繋がった」とのことでした。

また、納期内に増床を完了させるという点はプロジェクトを推進する上での大前提でしたが、新しいオフィスを作るからには、既存オフィスと同様、愛用される自慢のオフィスにしたいという想いを、メンバーは強く持っていました。
おかげ様で、ミーティングブースの増設やサブモニターの常設、複数タイプの配線を取り入れる等、既存エリアと比較して、より利便性を求めた設計にしたり、一方で「DIALOG」のような居心地の良さを求めたエリアも作り上げたりと、新オフィスにはプロジェクトメンバーの想いが込められたものとなっています。

そして、このような素敵な空間が完成した裏には、コアメンバーの頑張りはもちろんですが、環境も大きく影響していたようでした。こうしたいけどどうしようと悩んだ際、プロジェクトマネージャーを務める千葉(上席執行役員/人事総務部 部長)に相談すると「やってみなよ!」と積極的な回答を頂けるなど、自身の考えを発信しやすくのびのびと動ける環境だったそうです。だからこそメンバーとしても、やわらかい発想や積極性をもってプロジェクトを推進することができたのだと思います。

余談となりますが、オフィスチェアは社員の希望アンケートを取っていまして、一番人気の椅子はフロア全体に、二番人気の椅子は一部区画にのみ設置されました。初めは一番人気のもののみ設置しようと思っていたそうですが、二番人気の椅子は熱狂的なファンがいたそうで、、「どうしても欲しい」「これがあったらオフィスに出社する」というような声もあったとか。(笑)
実際、この椅子が設置されている席は人気ですね。私なんかは新オフィスを使用する際はいの一番のこの椅子を確保しに行きます。争奪戦です。

以前LTSの関西オフィスを本メディアで取り上げた際、弊社白鳥(コンサルティング事業本部 本部長)は下記コメントを残していました。

オフィスを移転する時には「みんなが一番出社しやすい場所はどこか、仕事の設備が整っているか」というような話に目が行きがちですが「みんなが行きたくなる環境か」というところに目を向けるべきなのかなと思ったりしましたね。

https://clover.lt-s.jp/2175/

今回は移転ではなく増床ではありましたが、既存オフィスに加え、新しく完成したこのオフィスも「行きたくなる環境」を体現した空間だと言って良いのではないでしょうか。少なくともヘビーユーザである私からは花丸満点を送りたいと思います!!

ひろがるLTS

オフィスの増床は、プロジェクトしたメンバーの成長に寄与しましたが、私たちのできること、やりたいことも増やしてくれました。

増床以来、15階エリアをよく活用している私ですが、今日は職種別研修中の24年新卒メンバーが色々な場所に集まってグループワークや個人作業に勤しんでいますし、社員同士の交流が増え、絶賛フル活用中です。ほとんどの席は使用され、増床がされていなかったら確実にパンクしていただろうと思います。(画像11)その他にもグループ間連携を増やすきっかけづくりも行いやすくなりました。今後もどんどん交流が盛んになっていくと思います。(画像12)

画像11:オフィス使用中の様子
画像12:元HCSグループ社員のオフィス見学の様子

今回の増床プロジェクトは、単にオフィスが広くなったというだけではなく、社員の業務効率の向上、若手社員の活躍、グループ横断の取り組み等、今後の価値提供に繋がる「できること」を沢山増やしてくれました。今後はさらに、新たなオフィスの活用も増やし、グループ社員、そして来社頂くお客様やパートナー企業と、様々なコラボレーションを築いていきたいですね。


natsuki(LTS CLOVER編集部員)

2021年にLTSへ入社後、LTSリンクのエージェントサービスにて出向社員として営業業務に従事。現在はLTSのマーケティングチームに所属し、CLOVERの企画・執筆や企業SNSの運用・管理を行っている。趣味は旅行、食事、犬猫動画を漁ること。(2024年6月現在)