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課題の最前線を当事者として経験できる地域・地方ビジネスの魅力 (番外編)

先日、LTSの東海・関西エリアで働く社員に、地域・地方ビジネスの魅力についてインタビューを実施しました。

本記事は、本編では紹介しきれなかった、IターンやUターンについてのお話を番外編としてお送りするショートコラムとなります。
白鳥 健太郎(LTS 常務執行役員 Consulting事業本部 本部長)

デジタルフォルン、監査法人トーマツを経て、LTSに入社。全社戦略、デジタル変革、オペレーション戦略など幅広い領域を経験。パブリックセクターを巻き込んだ社会課題解決の事業スキーム構築・推進にも多く関与。近年は、DXに伴う変革人材の育成・研修にも注力しており、自治体や様々な業界トップ企業の変革人材育成を支援。(2024年3月時点)  ⇒プロフィールの詳細はこちら

野田 翔太(LTS ICTE本部 Digital Innovation事業部 東海グループ長)

「社会によい影響を与え続ける企業を世に遺したい」という想いを持ち、当時上場前のエル・ティー・エスに新卒として入社。大手製造業の品質管理プロセス再構築・展開・定着支援など、複数の業務変革プロジェクトを経験。現在は東海エリアのコンサルタントチームのリーダーとして地方×コンサルの組織づくりに挑戦している。(2022年9月時点)

Q:若手はやっぱり都心志向?

A:都心でお腹一杯になった若手はIターンで地方へ

野田
若手の場合は、都心志向と地方志向に二極化しているイメージです。

これまでずっと地方にいたから、とにかく社会人の最初は都市で働いた方がいいんじゃないか、という人がまだ一定数いると思います。ただ、そういう人たちに限って特に理由を持っていなかったりするんですよね。

Iターンで地方にいる若手も結構いる印象で、そういう人はずっと都市で暮らしてきて都市の良さも知っているし、もう都市は十分だよね、というのがあるなと感じます。

実際に私を含めて、LTSの東海エリアのメンバーにも数名そういった社員がいます。

Q:いい仕事は都市に行かなきゃないの?

A:地方は可能性と面白さが詰まった仕事であふれている

野田
地元が地域・地方の人の場合は、「働く場所がないから」「やりたいこと・いい仕事がないから」都市に行きゃなきゃいけないと考えている人が一定数いるような気がします。むしろ、ほとんどの人がそうじゃないかなと思ってます。

静岡の大学生と話す機会があるのですが、自分がやりたい仕事・今後社会で必要とされる仕事は地方にはない、と言っている人もいて。実際は、そういった仕事もありますが、無いと思っているんですよね。

ちゃんと仕事内容を見て仕事を探しているけれど、企業の名前だったり、やっぱり都市の方がいい仕事もあるんじゃないかと思っちゃうみたいです。
そういう伝え方が上手な企業が都市に多いというのはあると思いますが。

でも、実際はみんな知らないだけで、地方には可能性と面白さがいっぱいあると感じています。

Q:仕事内容も生活も都心の方が良いんじゃない?

A:仕事の内容は変わらない上に、都心より住み心地がいい

白鳥
私も野田さんと感覚は一緒ですね。私も地元が東京の人間なので、現在はIターンで関西に居ますが、地方の方が住みやすいんですよね。

関西だと、電車でちょっと行くと京都もあるし、淡路島もあるし、和歌山とか奈良も近いです。一時間移動しただけでいろんな環境があるので、それも楽しみの一つです
単純に東京のような通勤ラッシュがないというのも含めて、生活しやすいっていうのは感じています。
かといって仕事内容に差があるのかというと、そんなことは感じないんですよね。

30代~40代になると、家庭や子供の教育の関係もあって、都市に居るという人も一定数いると思うんですけど、特に若手で自由に動ける人は、これまで都市で暮らしてきたけど、今のうちに地方でやりたいことをやろう、という人が増えてきたのかなと思ってます。


ライター

Yuno(LTS CLOVER編集部員)

CLOVER編集部員。メディアの立ち上げから携わり、現在は運営と運用・管理を担当。SIerでSE、社会教育団体で出版・編集業務を経験し、現在はLTSマーケティングGに所属。趣味は自然観賞、旅行、グルメ、和装。(2021年6月時点)